内なる自分が引き寄せている怪奇現象

深夜ロケで起きた出来事です。現場に行く途中のことでした。バスの停留所に老婆が立っていたのです。なぜこの時間にと思ったのですが気にもせずに通り過ぎました。

この思いがけない出会いがきっかけとなり、次々と不思議なことが起こっていくのです。

深夜の老婆

「秋田市のロケが終わったのは深夜でした。ここから走ること5分ぐらいだったでしょうか。バス停の待合室の明かりの中に老婆が一人立っているのが確認されました。こんな時間に。と思ったのですが待ち合わせだろうと。そう思い気にもせずにいました。」

「そして車がホテルに到着すると玄関の脇に先ほどの老婆が立っているのです。思わず隣に座っていたスタッフに」

「あ、あの、おばあちゃんだ」

「指差す方向に目を向けると、もうその姿はありませんでした。そこでバス停のことを話しだすと誰も見たものはいません。それどころか街灯が灯ったバス停もこの近辺にはないことが分かったのです」

「でも確かにあのバス停に立っている姿も見たし、ホテルの玄関脇に立っている姿も見ていました。いったいあの老婆にはどのような理由があったのでしょう。」

「そしてここから2日後の事でした。彼女の元に九重町の母親の実家から91歳で亡くなったおばあちゃんの訃報が届くのです。でも彼女はこう言います」

「おばあちゃんが違いすぎます」

「果たしてこの老婆は誰だったのか」

不思議な出来事

「この出来事が忘れ去られたころです。奇妙な出来事が起こりはじめてきました。就寝の時刻にブラインドを下げる習慣がありました。ところが翌日の朝になると何故か上がっているのです。さらに突然テレビが映ったり本棚の愛読書が部屋の中で散らかっていたり。」

「トイレのロールペーパーも演技をしているかのように宙を舞っているのを見たときには、さすがに”もう止めて!”と声をはりあげていました。」

「いったいこれは誰のいたずらでなんの目的のためにおこなっているのか知りたいです」

・(カウンセラー)これはポルターガイスト現象になります。このいたずらをしているのは、あのバス停に立っていた老婆の仕業です。あなたのおばあちゃんとはまったく関係がありません。夜中のロケのときに、そこに居合わせた霊との波長が偶然合ったことからはじまっていきました。

・見た目はおばあちゃんですが、実際は小学低学年の子供の霊になります。自分の存在をあなたに知らせたかっただけです。

引き寄せる内なる思い

・あなた自身に特定の霊が取り憑いているのではありません。あなた自身に不意の出来事が起きるとその思念がエネルギーとなっておきていて、意識とはまったく関係がなく感情の変化によって内なるエネルギーがこのような形となって現れているのです。

・霊が悪いように思っている部分があるようですがそうではありません。あなた自身が引き寄せているのです。悲しみとかがあった場合、そのようなエネルギーを発してしまいます。

このときただ悲しむのではなく理性を考えるようにしてください。そうすれば変なエネルギーが出ることはありません。ここが一番肝心なところです。

ポルターガイスト現象とは
誰もいない場所で勝手に物が動いたり飛んだりします。ときには聞いたことがない音を発することもあります。突然火の手があがることも。霊の仕業ですが、どのようなときに起きるのかいまだに分かっておらず普通の説明では言い表すことができておりません。

ロンドンでの現象
公営住宅に暮らす両親と子供4人の家族の目の前でそれはおきます。

どこからともなく機械音のようなものがどこからか聞こえてきました。ほんの小さな音が日を増すごとに大きくなっていきます。隣近所に確認するのですがまったく原因がつかめません。

不思議なのはこの家族が暮らすこの部屋だけに音が響くのです。ここから一週間が経過するとピタリと音が聞こえなくなりました。すると今度はありとあらゆる物が家族の前で動きはじめたのです。コップ、スプーン、本等々が部屋中を飛び回り、あの大きなキャビネットやソファーは足元にローラーが付いているかのように動きまわるテレキネシス現象がおこり始めました。

そして翌朝にはどこからともなく突然物が現れだすアポート現象もおこりだします。

この話を聞きつけた心霊調査協会の2人が部屋を尋ねると、目の前で子供が宙に浮かびあがったのと同時にテーブルの上の新聞が燃えだす発火現象もおきだします。原因が分からないまま家族は引っ越しをするのですが、その先でもまた同様なことがおきだしました。

2人の調査員はこのような結果から人間の世界には霊界も存在し共存していると報告します。そして数日後、なぜかこの現象は起こらなくなりました。

※霊は自らの存在をこの私たちに教えたかったのだと思いますが、本当の目的は何だったのでしょう。調査員が2人訪問したさい、宙に浮かびあがった少年がいました。彼は今人間とは思えないほどの能力を発揮しているようです。

さて近い将来何が起こるのでしょう。

岐阜県某市の怪現象

ある日突然、町営住宅の中で変な物音が全部屋で聞こえるようになりました。

釘を叩く音、カンナで木を削る音、ノコギリで木を切る音、まるで大工が仕事をしているかのような音が響きわたるのです。それも夜中も休むことなくつづいていきます。

この音に悩まされている住人らが原因を探すのですが見付けることができません。さらに今度は普通では考えられない現象が起こりました。

怪奇現象

ある部屋では食卓の皿や箸や茶わんが飛んだり食器棚の扉が開いたり閉じたり。別の部屋ではテレビが映ったり消えたり蛇口からの水も止まりません。また別の部屋では洋服が部屋中を飛んでいたりしていました。

このような被害報告を受けた町営住宅の会長はこの事態を町役場に報告します。まずやってきたのは役場の職員と施工業者らです。電気まわりも水道も建物も特に問題はありませんでした。

お祓い
となれば神主を呼ぶことにしました。ところが収束するどころか益々ひどくなるばかりです。そして霊能力者を呼ぶことになりました。

ここの土地の過去を霊視したところ大きな合戦が繰り広げられた場所だと分かったのです。ところが合戦は今でもまだつづいているというのです。この彼にはこの戦いを終わらせるための力がないとのことでした。

そこで真言宗の大阿闍梨にお願いしたところ、町営住宅の怪奇現象に終止符をうつことができたそうです。

ここで戦っていた侍たちすべてが天に帰っていないと言います。残っているもの同士でまたいつか争うこともあるかもしれないとのことです。

これもまた怖いですね。

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