エンターテイナー須藤篤則(仮名)の スピリチュアル診察
数年に一度ぐらいのペースで不思議な体験をしています。誰に話しても信じてもらえないような事ばかりです。なんでこのような事が起こるのでしょうか。
・(カウンセラー)最近の不思議な体験を聞かせてくれませんか。
予知能力
・(相談者)昨年の4月初旬でした。渋谷のスクランブル交差点を渡りきると、なぜか誰かに見られているような気がしました。なにげなく右側を見てみると、そこにいたのは坊主頭で背広姿の中年男性が立っていたのです。
なんとよく見てみると地元越谷の寺の住職ではありませんか。挨拶をかわすと、いきなりこう話しだしてきました。
「次のコンサートを10日ほど先にずらしなさい」
聞くと。異常と思えるほどの天災が起きるというのです。3か月後に迫っているコンサートを言われるとおりずらすことにしました。
そして変更する前日の夜がやってきました。8時ごろになるとぽつりぽつりと降り出してきた雨が11時ごろには大雨に変わっていったのです。そして翌日になってもその勢いは増すばかりで、いっこうに止む気配がありません。
昼を過ぎるころには、あたり一面湖のような状態となり通行禁止の看板が立つほどになっていました。住職の予言が見事に的中です。
念力
・(カウンセラー)この和尚さんは常日頃からあなたの成功を祈っている方でしたので、この状態が予知夢として出てきました。
なぜ渋谷駅でお会いできたかですが、和尚さんは4月8日の東京での予定の中に渋谷駅近くの金王八幡宮への訪問が入っていました。このとき、あなたもここの近くで用事ができる事も知っていました。
と言うよりも用事を作ってあげたのです。
そしてあなたが横断歩道を渡るあたりから念を発しながら待っていたところに、これをキャッチして右側を振り向くと、そこに和尚が立っていました。すべて予定どおりだったのです。
あなた自身も交差点を渡る前からいつもと違う感覚があったはずです。そして渡りきると見られているような感覚がこれです。いつもの袈裟姿から背広姿でしたので多少戸惑いがありましたが時間どおりに出会うことができました。
・(相談者)確かに何かは分かりませんが気配のようなものを感じていました。そして渡り切った直後に気配が強くなったのを覚えています。
桜舞う
・(カウンセラー)強く心に残っている不思議な出来事を教えてくれませんか。
・(相談者)今から3年ほど前のことになります。京都に仕事で出掛けました。駅からバスに乗り目的地で下車しようとしたのですが、何を勘違いしたのか1本先の停留所で降りてしまいました。
時間的には大分余裕がありましたので目的の停留所まで徒歩で向かうことにしました。その途中で神社を見つけましたので、ほんのちょっと立ち寄る程度で鳥居をくぐったときでした。
何とも言えないほどの清涼感に包まれたような感じを覚えました。
”とっても気持ちがいいな~”
このような思いで立ち止まっていると、本堂のほうから巫女さんが僕の方向に向かって歩いてきているのがわかりました。
そして近づきこう言ってきたのです。
「本日は300年に一度の本堂公開の日になっております」
このあと案内するような手のしぐさをしましたので、そのままついて行くことにしました。そして本堂の手前の柵の鍵を開け中へ一歩入ると漂っている空気がまったく違うのです。
さらに案内役の巫女さんが歩くたびに草履の裏側が緑色に光っているように見えるのです。地面から反射されているような感じにも見えました。
一通り見学を終え宮司と巫女に挨拶をかわし鳥居を出ると、目の前で小さな竜巻のようなものが散っている桜の花びらを巻き上げながら3mほど上昇するとここで風が止まりました。空から舞い降りてくる花びら1枚1枚に命があるかのように踊っているように見えるのです。本当に素晴らしい光景でした。時間的には10秒ほどでしたけれど本当に見事なものでした。
ここで後ろを振り向くと2人がこちらをずっと見つめていたのがわかりました。一緒にこの光景を見ていたのでしょう。お互い軽い会釈をかわし、ここを後にしました。
・ただの通りすがりの一人の男性が偶然立ち寄っただけなのに、ここまでもてなしてくれるとは思ってもいませんでした。それに記念すべき大事な公開日なのに、なぜ僕ひとりだけだったのかがわかりません。
前世
・(カウンセラー)1200年頃の鎌倉時代です。神社の境内で樹木の手入れをしている若い僧侶が4人おります。その中の一人があなたの前世になります。
ここから十数年後、あなたは厳しい修行にも耐え知識と知性を積み重ねていきます。町民や子供たちのお世話もかかさず積極的に対応していましたので、周りからの評判も良い方でした。40歳の頃には権宮司となった方です。
・今回の神社でもてなしてくれた宮司と巫女は前世のときにあなたの側で仕えていた方になります。前世でのおこないがこのような形となって現れました。鳥居での桜の舞いは龍神様からのギフトになります。
神社という場所は神聖な場所ですので本堂のエリア内は弥盛地となっています。ですので特定の人物だけしか入ることができません。よこしまな考えを持つものは、ここに入れるどころか、自らが敬遠し近づこうともしません。
あなたの心は純粋なうえ素直ですのでこのような光景をくださいました。さらに霊的というのは誰にでも備わっているものです。この感度が強いか弱いかだけで意識をこのことに向けるようにしていけば徐々に気付くようになっていきます。
先ほども申し上げましたが前世での功徳が今のあなたなのです。
守護霊
・(カウンセラー)平安時代の雅楽奏者が守護霊としてついておりますので、現在作曲されている曲の中にこの時代のリズムが参考になっています。これからは、あなたなりの方向を見極め、色々な要素を取り入れての曲作りを進めるようにしてください。
そうする事により独創的な世界がみえてきます。ここが分岐点となり更にステップアップしていくでしょう。
霊的放射体
体の中心部が銀色でおおわれています。このカラーの持ち主はマイペースで職人気質のある方です。さらに高い知性をもち高次元の方とのつながりがありますので霊感が強い方になります。独特な感性がありこだわりを楽しむ方ですので、戯れて楽しむタイプの方ではありません。
最後に
先月、彼にお会いしてきました。その際、カウンセリングを終えた翌月に京都での仕事がありましたので、その仕事を終えた後、あの神社に立ち寄ってきたそうです。
あの時の神主も巫女もここにはもういないとのことでした。退会の日を尋ねると2人とも彼が最初に訪問したときの年だったようです。
さらに驚いたのが本堂の公開の日です。1年前に執り行われたそのポスターも見てきたそうです。あの4年前の公開はいったい何だったのか。と不思議がっていました。
あの2人はいったい誰でどこにいったのでしょう。
彼が最初バス停を1本間違って降りた場所がありました。ここの近くに菓子処「へいあん」が昨年開店しています。年の差婚の夫婦が2人で切り盛りしているとか。
あの時の記憶は消されているでしょうけど、今度立ち寄ってみます。
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