バレエが教えてくれた前世の出来事と現在がなぜか一致している

カルテ29 本日のカウンセリングは元歌手の小原由香利(仮名)さんです。

相談ごと

最近、バレエを踊っている夢が頻繁に出てくるようになりました。踊っていると、とっても楽しいのに、なぜか寂しい顔をしているのです。どのような意味があるのでしょうか。

履歴

1964年8月、東京都某市で生まれる。高校時代竹下通りのショップにいる所を芸能関係者の目に留まりスカウトされこの世界へ入っていく。

お尋ね2問

〇やりたいと思った職業を教えてください。

「バレリーナです」

〇好きな都市を教えてください。

「パリです」

目標に向かって

・(カウンセラー)先ほどの職業のバレリーナについて詳しく教えていただけませんか。

「(相談者)母親はバレエが大好きで小さいながらも自宅に練習するスペースがあるほどでした。この母の指導のもと3歳からレッスンがはじまります。そして、将来の目標に掲げたのはプリマドンナになることでした。」

「この目標に向け毎日のようにレッスンを続けていくのですが、中学に入学した頃から練習が高度になっていきました。努力はしたのですが、どうしてもついていく事ができず両足のケガも重なり途中で断念してしまいます。」

「でも、バレエが嫌いになったわけではありません。2か月ほど前に母と共に舞台を観てきたところです。涙腺が壊れたと思うくらい感動してきました。昨年の暮れにはパリのオペラ座にも足を運んでいます。建物の外観を見ただけで、なぜか懐かしさを感じて涙を流していました」

前世

・(ここでカウンセラーがこのような話をしだします)今の話を聞きながらあなたを霊視していました。遠い過去にもバレエをとっても愛していました。パリが好きなのもオペラ座で涙を流したのも、すべてここからきています。

・1530年ごろのフランスです。港町のル・アーブルという町の漁業を営む両親の元に、あなたは生まれました。8歳の頃、近所の友達の影響もありバレエをはじめます。この頃のバレエは芸術を楽しむというより見世物的なものだったのです。

いつも踊る場所は噴水近くの広場でした。いつしかアパートのバルコニーから歓声や拍手が聞こえてくるようになっていました。さらに見物客が集まるようになり、さらに楽しくなっていったのです。これが12歳のときです。

出会いと選択

・周りからの後押しもあり本格的にバレエに打ち込むためパリに行くことになります。そしてパリ国立オペラ座バレエ団に入団します。毎日のきびしい練習のほか同年代の競争に心が折れそうなこともありながら数年がたっていました。

そんな、ある日の事です。いきつけのレストランで1人の紳士と出会いがあります。そして数か月後には彼の第三夫人になることを承諾したのです。そこは今までとまったく別の世界でした。数多くのドレスの中からお気に入りを1着選び、この日がスタートします。

そして食卓につくと食べきれないほどのご馳走が目の前に並んでいます。夢のような世界の主人公を楽しんでいました。

籠の鳥

このような毎日がつづいていくのですが、豪邸から一歩も出てはならない屋敷内では踊っていけない。という約束がありました。大好きなバレエを観に行くことも踊ることすらできません。悶々とした状態のまま4年が過ぎていこうとしていた時でした。

胸に強烈な痛みがはしりその場に倒れてしまいます。メイドが気付いたときには、もうすでにこの世を去っていました。

旦那の秘密

・(カウンセラー)これがあなたの前世になります。離婚が一度あると聞いていましたが、その旦那さんのことについて教えていただけませんか。

・「(相談者)元旦那とは友人の紹介で知り合いました。IT関係の仕事をしている方で温厚でとっても優しい方だったのですが、結婚して2年が経過した頃でした。」

「夜7時になると2階の旦那専用の部屋に閉じこもります。ここに何があるのだろうか。そう思い彼が出掛けたあと、その扉を開けると机と椅子とソファーだけで、あとは何もありません。」

「そこで旦那がいつもの時間にこの部屋に入ったあと、扉のそばで聞き耳を立てていると呪文のような声が聞こえてきたのです。怪しい宗教でもはじめだしているようでした。そこで翌日それとなりに聞いてみると。」

”やっているけど詳しいことは今度教えてあげるね”

「この直後、なぜか恐怖のようなものがはしっていました。そこで彼を紹介してくれた友達に今までの経緯を話し彼のことを調べることにしたのです。」

犯罪

「すると会社でも話の内容や行動がちょっとおかしいらしい。との情報を得ます。さらに新興宗教にのめり込んでいるのも分かりました。その後の追加情報によると会社の金に手を出しているらしい。この噂も出てきたのです。」

「ここから1か月後のことでした。噂通り旦那は窃盗で逮捕されたのです。警察の方が旦那の伝言を伝えにきました。警官の立会いの下、彼の専用部屋の机の引き出しの中から離婚届が出てきました。そして、この2日後に私たちは離婚したのです」

同じ経験

・(カウンセラー)今の旦那さんは前世でも同じ方になります。新興宗教にはしったのも同じです。彼の2階の専用部屋というのは階段を上って突き当りではありませんか。(本人うなずく)前世の部屋も同じで、いつも信者が集まっていました。

ただ、違うのは。現在のあなたは勧誘される手前で離婚しましたが、前世では信仰していました。いつも逃げようとしていました。しかし逃げることができずにこの世を去ります。

いつも見る夢の訳

・(カウンセラー)先ほどいつも見る夢はバレエを踊っている夢と答えていましたが、それは前世のあなたが、今世のあなたにメッセージを送ってきているのです。

現在のあなたにお願いしたいのは、バレエを踊ってほしいとのことです。だいぶ遠ざかっていますので、無理しないていどに踊ってあげてください。今のあなた自身も楽しいことに気付かされるはずです。

守護霊

・(カウンセラー)江戸時代の中期ごろです。浄土宗を信仰した一般女性が中心になって支えています。旦那さんからあなたを離婚させるように誘導したのも、車で事故にあいそうになった時も、病院の階段から足を踏み外そうとした時も、すべて救ってあげていました。

補助霊は母方の祖父がついています。この方以外にも複数名ついています。ほとんどが身内の方です。(補助霊は身内や近い先祖の場合が多いです)

霊的放射体(オーラ)

体の中心に大きな黄色があり、その周りを緑が囲んでいます。この色の方は平和主義者が多く陽気のうえ朗らかな性格で知的で無欲の方になります。

最後に

この女性は、いつも相手の人を思いやる気持ちが強い方なんです。友人に”かわいそう”な事が起きたとしても、絶対”かわいそう”な事が起きちゃったね。と言えない性格なんです。なぜなら、相手が更に落ち込んでしまう姿を想像してしまうからです。

このような性格の方ですので友人も多く、そんな仲間らと最近バレエの舞台を観に出掛けているようです。

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