いつも誰かに見られている それは得体のしれないあれだった

カルテ30 本日のカウンセリングは元タレントの佐藤アキ子さん(仮名)です。

相談ごと

「仕事で地方に行くことが多いのですが、夜の眠りが怖いです。誰かが側にいて監視してるようでいつも落ち着きません。どんな原因があって、どのようにしたらよいのか教えて頂けませんか」

経歴

1982年12月愛知県某市で生まれる。中学時代に渋谷109で買い物をしているところを芸能事務所のスタッフにスカウトされこの世界にはいる。

お尋ね2問

〇いつもどのような夢をみますか。

「おばあちゃんに怒られています」

〇 どのような場所が落ち着きますか。

「教会です」

体験

・(カウンセラー)先ほどの夢について詳しく教えてください。

「(相談者)母方のおばあちゃんがよく夢に出てくるようになりました。幼稚園の頃、亡くなっていますので、ほとんど記憶にありません。そこで母親にこの事を尋ねましたら、いつも可愛がっていたとのことです。」

「だったら、なぜ怒るのでしょう。それと仕事で地方に行った際も夢に出てきます。さきほど冒頭で伝えましたが、誰かが監視しているような気がしているのですが、おばあちゃんであるような、ないようなそのような気もしています」

癖からくる現象

・(カウンセラー)あなたの心の中には思い癖があるようです。もし、何か仕事でミスを犯してしまったら”怒られてしまう。非難されてしまう”この思いが常に存在しているからです。なぜ、おばあちゃんなのか。

それは、あなたが幼いころ家の中心人物だったからです。その記憶からきています。その癖を無くすことによって夢にはもう出てこなくなります。

現れた幽霊

・「(相談者)で、あれば。先ほどの監視の件については、おばあちゃんではないですね。あれは、いったい誰なんでしょう。実を言うと1年ほど前、地方のホテルでおばけらしきものを見たんです。」

「夜中の3時頃だったと思います。寝苦しくなってまぶたを開けると、部屋の中に霧のようなものが立ち込めていました。」

「なんだろう。と思い上半身を起こすと、ベッドの足元にぼんやりと誰かが正座でもしているような形になっていました。何度かまばたきをしてもう一度確かめようとしたときです。換気扇の中に吸い込まれていくかのように消えていったのです。」

「半分寝ぼけ状態でしたが、あれは間違いなくおばけです。この体験から、すごく怖くなってしまい、地方に行った際は誰かと一緒に寝てもらうようにしています」

体験談

・(カウンセラー)それは、間違いなくあなたが思っている通りのものです。

では、ここから私のホテル体験をお聞きください。半年ほど前のことです。地方のホテルに宿泊した時でした。夜中にドタバタと凄い足音に目が覚めました。それも複数名いるのがわかりました。

そこでドアを開けてみると、そこには誰もいません。ベッドに戻って横になると。また足音が聞こえてきたのです。これは霊だな。そう思いお経をあげていくと、少しずつ足音がかき消されるようになくなっていきました。おそらく戦国時代のときの霊だと思われます。

・4年ほど前には都内のホテルでも体験しています。部屋に入った瞬間でした。バッシバシとラップ音が鳴り響くのです。窓のほうに目を向けてみると、そこにいたのは風で長い髪が乱れ眼光するどい男がニヤニヤしながらガラス窓にへばりついていました。

この土地に住みついている地縛霊だとすぐに分かりました。お経でお祓いをしたのですが、なかなかしぶとく60分ほどかかりましたが、ようやくどこかへと飛んでいきました。

役者向け体質

・(カウンセラー)先ほどあなたが監視されているようだと言っておりましたが、最初の霊体験がそのような思いにさせているだけです。霊が怖いとも言っていましたが、あなたが体験した霊は低層階級のいたずら程度のものですので、まったく怖がる必要がありません。また現れたとしても同じ程度のものです。怖がらず大きな声で

 ”もうやめなさい” 

と怒鳴りつけてください。この繰り返しになります。

なぜ、このような現象があなたに起きたのか。

それは憑依体質だからです。

この特徴としては感情の激しい方がそうです。また、様々な人格に変貌することができますので俳優向けの仕事に適しています。実際に男優、女優のほとんどの方がこの体質です。

今世の生き方

ここで知っていただきたいのは、今世に生きている間は常に平常心を保ち周りに優しく接していくようにすることが大事です。

もし、人様に対しての恨みや悔しさなどを抱えた状態のまま、この世を去ってしまった場合、これは想念として何百年もの間、地獄の世界の中で残っていくことになります。これだけは絶対に気を付けなくてはなりません。

前世

・(カウンセラー)落ち着く場所の教会について詳しく教えてくれませんか。

・「(相談者)仕事で地方とかに行った際、必ずといっていいほど教会に立ち寄るようにしています。なぜなのか理由が分かりませんが、とっても落ち着きます。そして涙があふれだしてきます。そして別の世界にいるような感じをいつも覚えます」

・(カウンセラー)それは前世の魂の経験がそうさせているからです。

・時代は中世盛期のフランスです。エズ地区の教会に明朗活発でとっても世話好きな修道女が働いています。この方があなたの前世になります。この時代は政治的な権力争いがとっても活発でした。

教会の中も同様でいつも張り詰めた空気の中での作業がつづいていました。そんな中、あなたは持ち前の明るさと誠実さが周りから認められリーダーとなります。辛く苦しい毎日を乗り越えての結果でしたので感動もひとしおでした。

この地位を得るまで相当の努力を重ねた場所が教会なのですから。あなたが足を運びたくなるのも無理がありません。

守護霊
尾張の神社の巫女をしている方になります。あなたは、生まれた時から神社に縁がある方です。実家の近所にも、今住んでいる近くにも、それに勤め先の事務所の近くにもあります。すべてが稲荷系です。

この影響からあなたには自然霊が憑いています。ホテルに現れた霊も同様のものになります。

霊的放射体(オーラ)

体の中心が赤でおおわれています。その周りを青が囲んでいます。

赤:明確な目標と目的をかかげると積極的に行動をおこす決断力に優れているうえ、結果に結びつくため周りからの尊敬も多いです。もし、失敗したとしても切り替えも早く次のステップにつなげていきます。

青:常に落ち着きがありじっくり物事を考えながら行動に移すタイプになります。たとえ立腹することがあったとしても、おもむろに感情をむき出しにすることがありません。ただ、あまりにも冷静過ぎて誤解を招くこともしばしばあります。

最後に

地方での仕事の帰り道に教会がありましたので、いつものように立ち寄ると、そこにいた修道女が ”アキリンちゃん” と声を掛けてきたそうです。この呼び名は高校時代に呼ばれていた愛称でした。

”え?”

と思いながら、そこにいた人物をよくよく見ると同級生だったのです。

この偶然の出会いをアキ子さんはどう受け止めていくのでしょう。将来は修道女姿もあるかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました