取り憑いていた悪の念の正体が意外なものだった

カルテ27 本日のカウンセリングは元アイドル麻生さとみ(仮名)さんです。

Q「イベントやCMの仕事をしている関係上いつも笑顔を絶やさずに振る舞っているのですが、いつも気だるい感じがしています。病院で検査を受けましたが別に異常はなく、多忙からきている疲労の蓄積でしょう。とのことでした。でも違います」

A「実はこの原因を作っているのは、あなた自身が大切にしている物が影響している可能性が高いです」

生い立ち

1966年鹿児島県某市において生まれる。地元の私立高校3年のときに美少女コンテストに参加してグランプリを獲得しこの世界へとはいる。

お尋ね2問

〇ラッキーアイテムをお持ちですか。

「お香です」

〇過去に戻りたいと思いますか。

「戻りたいと思いません」

動き出す運

・(カウンセラー)このお香について詳しく教えてくれませんか。

「(相談者)母親がお香を焚くと良いことが起きだしますよ。と言いながら部屋の玄関でお香を焚いたのがはじまりです。次の日から地方ロケを除き毎日焚くようにしました。」

「2か月ぐらい経ったあたりです。ドラマ、CM、バラエティーなどの仕事の他にこまごまとした仕事も入りはじめてきました。何かが動き出したのかな。このようなことを感じながら過ごしていたのです」

お香の防御

・(カウンセラー)お香を焚くということは魔を祓うという意味が込められています。地方ロケに行った際、その土地に潜んでいる魔をまれに連れてくる場合があります。

あなたの場合はロケからの帰宅後、必ずお香を焚いていることです。この事によって、外から侵入しようとしている魔を祓っているのです。

それ以外の魔にあたっては、毎日焚いている香によってバリアが張られていますので、ここでシャットアウトされています。そのため、室内は常に浄化されている状態であるべきなのですが・・・

驚きの光景

・(カウンセラー)実はですね。本来であれば、この部屋の中が浄化されていなければならないのですが、何かが邪魔をしている気配があります。

ここで、この原因を探るために部屋の中に入ってみます。

・リビングの右側にある部屋を覗いていますが、これはいけません。数多くの神社のお札やお守りが飾ってあります。中にはかなり古いものまでも。趣味で集めているのですね。(本人がうなずく)

なぜ集めているのか教えていただけませんか。

・「(相談者)地方に行った際、神社でロケの安全祈願を必ずしてきます。この時のお札とお守りです。この事を知っているファンの方々から送られてきたものもあります。」

「捨てると罰のようなものがあたるような気がしていますので飾っています。飾れないものは机の引き出しの中にすべて保管しています」

運の改善

・(カウンセラー)お札やお守りは1年が限度だと思ってください。それにファンから頂いた物の中には、悪意をもって送られてくるものもあります。この部屋の中には、嫉妬の念を感じられるものも保管されているようです。

このまま保存をつづけていくと悪い念が蓄積されていくばかりです。

明日にでも神社に持っていき、理由をお伝えしてお焚き上げをするように手配してきてください。料金は社務所にお聞きください。この事をするだけで劇的に運が好転していきます。

・それともう一つ、数多くの写真が無造作に置いてあります。整理の途中かと思いますが、この中に良い思い出じゃないものも含まれています。この事は、あなた自身が一番知っているはずです。

変な念に変わっていく可能性もありますので、こちらも処分してください。

守護するもの

・(カウンセラー)今、あなたの守護霊からメッセージを授かりました。この事をお伝えする前に、この方がどのような方なのかをお伝えいたします。

・鎌倉時代の初期のころです。摂津国の海岸線沿いに髪結い処があります。ここの女将を務めているのがあなたの守護霊になります。気立てもよいうえに知識もありましたので、常に客を楽しませる事を商売に取り入れていました。

この効果もあってか、いつも繁盛している店でした。

・ここで女将さんのメッセージをお伝えいたします。

「先ほどの助言の他に追加があります。ぬいぐるみ、シャツ、マフラーこれらはすべてファンから頂いたものです。人からもらうという事は、その方の念も一緒にもらっている。という事になります。」

「これ以外にも、まだ数点あります。これらも処分対象にしてください。これからは、もらう。というものに対して十分気を付けるようにしてください。」

性格の改善

「もうひとつ、今まで周りの方々に対してとっても気配りがあり、いつも優しく接していました。ところがあまりにも多忙すぎて人間性がだいぶ雑になってきています。」

「忙しいから手を抜くのではなく、忙しいからこそ人の手を借りる。このような考え方もありますので身につけるようにしてください」

「今まで申し上げたことを実行するように心がけてください。そうすることによって、本来の性格が戻りはじめていきます」

霊的放射体(オーラ)

・(カウンセラー)これまで、あなた自身の努力によって解決していく事をアドバイスしてきました。ここからは我々の力によって解決いたします。

・ここに来た時から気になっていたのですが、放射体がにごっていて、まったくというほど見えませんでした。これは何かがとり憑いている証拠です。

冒頭で、いつも気だるい。と言っておられました。その原因は間違いなくここに存在しています。

見えない魔物

・まず、あなたの体質のことですが、普通の方よりも念が付着しやすいタイプになります。先ほども言いましたが、もらい物から引き寄せられている可能性が高いです。それも最近の物ではありません。

・寝苦しいとか寝付きが悪いとか。時々このような事を感じることがありませんでしたか。(本人は大きくうなずく)

・今、あなたにとり憑いている魔物が動き始めました。除霊されまいと。抵抗するための動きのようです。まだ、この程度ですが、もしお香を焚いていなければ、もっと大変なことになっていました。

守護霊がこのことを知っていましたので、お母さんを通じてお香の手配をしてくれたおかげです。

霊的な清め

ここで体内のクリーニングがはじまっていきます。

・そして15分が経過しました。あんなに揺れ動いていた体が静止し顔に赤みがさします。この後、静かに目を開けると、今までとは違う別人のような瞳の輝きに変わっていたのです。

体の中にいた魔物が除霊されオーラの色が輝きだした瞬間だということが、すぐに分かりました。本人も体がぽかぽかして気持ちがいいと話します。この変化を感じとりここで除霊が終了しました。

世間知らず

・(カウンセラー)最後の質疑になります。先ほどの過去に戻らないことについて詳しく教えてくれませんか。

・「(相談者)子供の頃からお父さん子でいつも甘えてばかりでした。父は父で欲しいものを何でも買ってくれたり、どこにでも連れて行ってくれたり、甘え放題、好き放題です。

何をやっても一度も注意されたことなどありませんでした。」

「箱入り娘と言うのは、この事をいうのでしょうね。そして、このままの環境の中で高校の卒業式を迎えます」

学びのとき

「ここから大人の中に加わっての本格的な芸能活動がはじまっていくのですが、何をどうしたらいいのか。まったく分かりません。

毎回のようにマネージャーが説明をしてくれるのですが、この程度のことがなぜ分からないの。このような言い回しに聞こえてくるのです。」

「本当に苦労の連続でした。現在はこの苦労もあって仕事が楽しくとっても充実しています。過去に戻るということは、この学んだ苦労をリセットすることになりますので、絶対に嫌です」

新たな道

・(カウンセラー)学校を卒業なさって芸能活動に専念することになるのですが、ここで待っていたのが、ずる賢い大人からの攻撃です。世間知らずの娘をだますのは簡単なことでした。

ここであなたは散々な目にあいます。そして世の中を生きていくための厳しさを学ぶ以上に防御する事を学ぶのです。

”人は信じられない”

これが脳裏の中に深く刷り込まれていきます。

そして誰に相談してもまた騙されてしまう。このような思いが蓄積されていきます。こうなっていくと想念が悪い方向に動き出していき、引き寄せる生霊も悪いものになっていきます。

これが先ほどまでのあなた自身なのです。これからは、人を信じる部分の門戸を広げてみる努力をしてみてください。今のあなたなら理想とするメンターとの出会いを見付けることが必ずできるはずです。

最後に

今までとは違う毎日が動きはじめたのを感じるようになったのは、三か月後ぐらいだったようです。事務所スタッフから舞台の稽古仲間までも、その対応がいつもとまったくというほど違っていたそうです。

どのように違うのか尋ねてみたのですが、それがよく分からないと言うのです。とにかく変わりました。とそれだけです。

これはまだ序章にすぎません。ここから更に大きく変化していきますので、今度は具体的に話せるでしょう。今度、どのような体験談を聞かせてくれるのか楽しみでなりません。

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