カルテ15 本日のカウンセリングはタレントの田岡英子（仮名）さんです。
1984年3月、神奈川県にて出生。武蔵野市の某大学を卒業。十代の時、モデルのオーディションの会場でスカウトされこの世界にはいる。
相談事
「10歳の頃から神に祈りをささげるようになっていました。ここから15年以上たった今、何のために。誰のために。こう思いはじめています。いくら考えても、この答えが見つかりません。いったい、この答えはどこにあるのでしょう」
お尋ね2問
〇座右の銘を教えてください。
「”あなたの生き方にもっと刺激を与えてみては”この事を常に意識しています」
〇朝最初にする事はなんでしょう。
「感謝のお祈りです」
刺激
・（カウンセラー）先ほどの座右の銘についてもっと詳しく教えてくれませんか。
「英国のアイドルグループの曲のタイトルを日本語訳したものです。はじめてこの曲に出会ったときです。リズム感と内容に驚くほどの衝撃を受けていました。そして気が付くと、このタイトルに私自身を当てはめていたのです。」
「この時分かったのは、周りからただ言われるままに歩んでいるだけだったのです。ここで改めて目標の設定をしました。この時、心の中で何かが変化したのが分かりました。これが何なのかは分かりませんが、間違いなく今の私のエネルギーとなっています」
感謝
・先ほどの祈りについても、もっと詳しく教えていただけませんか。
「形ばかりですが、小さなお堂のようなものを部屋の北側の隅に背を向けテーブルの上に置いています。特にお札のようなものは置いておりません。あるのは友人知人の名前が書いてあるノートが一冊と季節の果物が数個です。毎朝の祈りの時間は6時と決めています。」
「内容は昨日の出来事や事故など無かったことに対しての感謝の思いと、携わってくれた方々への感謝の思いを名前を呼びあげながらおこないます。そして今日の安全や病気にならないようにお願いしています。時間はだいたい10分程度です」
贈り物
・（カウンセラーからの応答）朝のお祈りをしている方を数多く知っておりますが、ここまで丁寧にしている方ははじめてです。特に相手に対する感謝の思いは理想的で何も言う事がありません。
あえて、ひとつ付け加えるとするなら、生きていくうえでの価値や内容がしっかりある時間を過ごしている状態を常に持つようにすることです。
これがとっても幸せなことなら、この状態を具体的に想像します。そして前の日にお世話になった方々に対して、その有意義な思いを送ってあげます。楽しい時も、嬉しい時もすべて同様です。
こうすることによって、あなたの心が至福の思いに満たされていくのが分かります。この行為の事を想念のギフトと言います。
ここで注意してほしいのは、決してこの逆の思いを贈らないことです。もし、そのような事をしたなら、あなたが破滅の道をたどる事になります。
何かいる
「（相談者がこんな事を言いだします）このお祈りの後のことですが、心の中で何かが反応することがあります。それが何なのか知りたくて問い掛けてみているのですが、まったく応答がありません。
この存在がどのような事を伝えようとしているのか、教えていただけませんでしょうか」
守護する存在
・（カウンセラー）この事を知ろうとする前に守護霊の存在を知る必要があります。基本的には誰にでも主要とする霊が1名存在しています。それ以外に補助霊が複数名存在しすべてを支え合っています。これが一般的な場合になります。
ところが、あなたの場合は普通の方とは違うものが備わっています。
なぜ、このような事になったのかと言いますと、毎朝の祈りの習慣と人や物に対する感謝の思いがそうさせています。まず、主要となる霊がその時々の仕事の内容において代わる代わるサポートしていきます。
今日、女性であっても明日は男性となる場合もあります。
支える方
その中でメインを務めているのは、安土桃山時代の呉服屋の女将さんになります。明朗活発なうえ人柄もよくお客さんには、たいへん評判の高い方でした。
この方の側でサポートしているのはウクライナの女性になります。仕事はコサックダンスを教える先生です。あなたは次回の舞台のため、このダンスの練習をおこなっている最中です。それは、ここからきているのです。
補助霊の存在
そして、もう1人側にいてサポートしている方がおります。この方が、あなたが知りたがっている人物になります。
この方はフランスの片田舎に育ち、両親の農作業の手伝いをしながら毎日を過ごしている少女です。日曜日になると親子で近くの教会に出掛け礼拝や讃美歌をいつも聞いていました。
あなたの毎朝の祈りはこの少女の影響がかなり大きく関係しています。
彼女の心の奥深いところに、いったい何が潜んでいるのか。そして前世はどのような人物だったのでしょう。
前世
・（カウンセラー）19世紀前半の南太平洋のソロモン諸島です。ここの数ある島々の中の総リーダーを務めていたのは、若くて正義感も強く行動力のある男性でした。家族は妻と2人の娘です。
姉の性格は父に似ていて活発なうえ向上心もあり部族の人気者でした。年子の妹は温厚で引っ込み思案なタイプの女性で、いつも姉と一緒に行動を共にしていました。
あなたの前世は、この姉になります。（ここから話していく内容は、これからの人生に大きく関係していく始まりとなっていきます）
祝いと事故
・ソロモン諸島の部族会議がおこなわれた次の日のことです。父はこの内容について姉妹に報告します。それは妹の嫁入りが決定したことでした。島民への連絡がおこなわれ祭のはじまりです。
ここから3日後のことでした。妹と一行を乗せた船が出航していきます。そして数時間後のことです。突然、天候が大きく変わり風雨にさらされた船は転覆してしまいます。
姉や島民がこの事故を知ったのは数時間後のことでした。そして島民総出の捜索がはじまります。転覆した船の底に妹が寝そべっているのを発見します。しかし島に連れて帰るのは手遅れの状態でした。姉と妹の別れの日です。
強い絆
・（カウンセラー）あなたの現在の妹は、この事故で亡くなった時の妹なのです。
突然の風雨が吹き荒れはじめたときでした。これは普通では考えられないほどの被害をもたらすだろうと察知し、助けてもらうための念をあなたに送っている時です。
予想もしない一発波が船の側面を狙い撃ちしてきたのです。そして船は横転し、すべてのものが海中へ沈んでいきます。
船員らはお嬢様を助けるための捜査をはじめます。ここから数十分後でした。無事に探し出すことができたのですが衰弱がはげしく、海中で悪天候が通り過ぎるのを待ちます。
そして転覆した船の底に引き上げられます。かすかな記憶の中、姉に対し念を飛ばしつづけるのですが力尽きてしまいました。この後、島民らがこの転覆船を発見します。
再度
（カウンセラー）2人の最後はこのような形となりましたが、妹の思いはとっても喜んでいます。なぜなら、あなた自らがこの事故現場へと来てくれたからです。
本当にあなたの妹で良かった。もう一度、生まれ変わったとしても、絶対あなたの妹でありたいと今があるのです。この過去の強い思いから、常に姉を立てなければいけないと思うほど、過剰すぎるほどの心配性はここからきているのです。
あなたも、この事を察知していますので同じような思いで過ごしています。
でも、これはあまりにも過剰すぎます。前世で起こった事は、それは、それとして区別しなければなりません。
この事により、お互いにまったく別の人生が開けてきます。今すぐにでも、この考え方に切り替えるようにしてください。
霊的放射体
「（カウンセラー）中心部分に丸い金があります。その周りには赤があり、それを囲むかのように紫があります。」
「赤は、行動力がありますので、常にリーダーシップ的な存在の地位に付くことが多く、社交的でポジティブ思考をもっています。ただ、頑固で攻撃的な性格もありますので、誤解を招くことも多々あります。」
「紫は、賢くて堅実的なうえ忍耐力もありますので、こつこつと努力しながら成功していくタイプになります。そのため、失敗することもほとんどありませんが、大きなチャンスをものにすることもできません。また、他言することを好みませんので、周りからの信頼はかなり厚いです。」
「金は、色々な角度から物事をみる性格があるためか、無の状態から有を生み出す判断がすぐれています。また、人を惹きつけるカリスマ性があります。困った人を助ける性格ももっているのですが、考えのずれが激しく自己中心的になりやすい性格ももっています。
最後に
※毎朝欠かさずおこなっている感謝の祈りにより充実の日々がつづいていきます。数か月後のことでした。姉妹ともに身近に起こる出来事の数々が変化していくのが分かりました。そして不思議なことに2人同時に理想といえるパートナーと巡り合うことができたのです。
※先ほど、教会で祈りを捧げる補助霊の少女の存在を話しましたが、この方の前世は娘を海の事故で亡くした母親になります。つまり、あなたの前世の母なのです。
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