恨みの執念が襲い掛かる日々(前編)

カルテ4  本日のカウンセリングは元グラビアモデルの帝釈由香里(仮名)さんです。

 Q&A

Q「十代の頃に、未確認飛行物体の中に吸い込まれていってから、驚きともいえる数々の出来事が私の周りで起こりはじめます。その中で一番恐ろしかったのは火事です。一歩間違えていたら家族は今ここにいません。この数々の原因を教えてくれませんか」

A「これはすべてはあなたの遠い過去に隠されています」

経歴

1978年6月、東京都某市に出生。都内の中高一貫教育を経て某女子短期大学入学。キャンパスグランプリに選出され短大を中退後、本格的にこの世界に入っていく。

お尋ね2問

〇コンプレックスがあるとお思いですか。

「私のすべてがそうだと思っています」

〇とっても辛かった時期がありましたか。

「19歳のときは本当に辛かったです。決して忘れることができない時期でした。」

募る不満

・(カウンセラー)先ほどのコンプレックスについて詳しく教えてくれませんか。

「(相談者)顔も体も心もどうしても好きになれません。これは小学校の低学年のころからはじまっています。この意識を変えようと努力をつづけました。しかし、どうしても無理でした。これは今もなおつづいています。どこに原因があるのかわかりません」

・(カウンセラー)この問題となっているのは前世にあります。と言っても、今のあなたに前世の問題と言っても否定する事の方が大分ウエイトをしめています。まずは、ここのところを理解するようにしなければなりません。

不思議な現象

・先ほどの辛い時期について、もっと詳しく教えてくれませんか。

「19歳を迎えたその日の夕方でした。学校の帰り公園に立ち寄ったときです。頭の上に何かが来たような感じがしましたので、その方向に顔を向けた瞬間、大きな円盤の中に吸い込まれていきました」

「ここからは、まったく記憶が残っていません。気が付いたら同じ公園の同じ場所に立っていたのです。時刻を見ると同じような気がしました。ここからでした。不思議なことが次々と起こりだしていったのは」

「最初の驚きは、突然目の前に白い妖精らしきものが現れたことです。思わず大声をあげるほどびっくりしました。

その次はもう一人の私が空を飛んでいるのです。見知らぬ土地に来たなと思ったら、そこには学校のときの同級生が2人いました。このような具合で普通ではあり得ないことが起こるのです」

「本当に不思議で一番驚いたことがあります。それは実家に帰ったときのことです。」

荒れ狂う炎

「朝の9時ごろでした。突然、目の前で火の手があがりもの凄い勢いで、あっという間に家中に広がりだしたのです。とにかく逃げるしかありません。運よく家族は全員無事でした」

「この後、現場検証で火の手が上がった原因となったものが何だったのか。調査されましたが、その原因が見つかりませんでした。私は、目の前で起きた事実をそのまま伝えるしかありません。いったい、この火事の原因は何だったのか」

小さな訪問者

「この時を境に、身の回りで次々と悪い事が起こりはじめていきます。でも不思議なことに、この出来事の記憶がまったく残っていないのです」

「ここから2か月後のことでした。体の中から、何かがス〜ッと出て行くのが分かりました。そしてこの後です。今度は何かがス〜ッと入ってくるのが分かりました」

「どこから来たのでしょう。目の前に15センチほどの小さなおじさんが立っていたのです。そしてお互いが目を合わせた瞬間です。彼がお辞儀をしたと思ったら、どこかへ走り去っていきました。彼の目的は、いったいなんだったのか」

ひょうきん

「このような出会いから、次の週のことです。バスタブに浸かっていると、お湯の中から、あのおじさんが、ヒョイと、ぬいぐるみ姿で現れたのです。そして私に向かい、”元気でがんばっていこう”と言葉をなげ掛けてくれました」

「ここのところ、とてつもなくハードな仕事がつづいていましたので、心身共に疲れ切っていたところにこのタイミングです。驚きと同時になごみを感じとっても精神的にリラックスすることができました。」

「この後も、何かで落ち込んでいると、ところかまわず現れ癒してくれました。この時々のコスチュームには思わず笑いがでるほどです。彼の目的は、この繰り返しでしたのでよく理解することができました。本当に感謝しかありません」

 謎の声

 「さらにこんな事も起こりました。」

「ロケの撮影のときです。崖の側を車で走行するシーンのときでした。突然、耳元で ”あぶない!”という声が聞こえてきたのです。そして強くブレーキを踏み込みました。」

「このあと車外に出てみると、それは間一髪です。あと数秒ブレーキを踏むのが遅れていたら、まちがいなく崖下に転落していたことでしょう。この声には、本当に助かりました」

謎の手

「今度は、ロケで大型クレーン車に乗っていた時のことです。急旋回の場面で、ほんの一瞬タイミングが合わず転落しそうになった時です。誰かが左腕をつかみ引っ張ってくれたのが分かりました」

「しかし、この操作室には私しかいないのです。もしこの助けがなければどのような事になっていたのか。考えただけでもゾッとします」

恐怖の声

「今までは身を助けてくれるものばかりでした。」

「しかし今回は、この逆のケースが起こります。地下鉄のホームで電車が来るのを待っていたときのことです。電車の姿が見え始めたころでした」

「突然耳元で ”飛び込め!”と聞こえてきたのです。この声の怖さに震えながらその場にへたり込んでしまいました。このあと、その正体が知りたくなり後を振り向くと、そこには誰もいません」

救いと悪意

・(カウンセラー)最初の救いはすべて善霊が助けてくれています。その後のホームでの声の主。これは間違いなく悪霊の仕業になります。ここで気になるのは、十代後半の時に起きた出来事の数々。これが関係している可能性が高いです。

霊的放射体(オーラ)

・(カウンセラー)ここで、心の中の色を拝見させていただきます。

全体的に赤色がものすごく強くでています。そこにシルバーも差し込んでいます。色的にはまったく問題がありません。この色の組み合わせは理想的でとっても強いパワーを秘めているといえます。

 赤:頑固で情熱的、理想家、短気。生命力があるうえ、活動的で積極性があります。周りに与える影響が大きいためリーダーシップ的な存在といえます。

シルバー:古風で落ち着きがあり良い意味でストイックな人に多い色になり、特に精神性の高い人や若き頃から苦労を背負い色々な経験を積んでいる方に多くいらっしゃいます。

このつづきは後編をご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました